私が理学療法士になったきっかけ・・・
それは祖母の大腿骨骨折でした。大好きな祖母の苦しむ姿を見るのは本当に辛いものがありました。
しかし、そんな家族の窮地を救ってくれたのが「理学療法士」のセラピストでした。

そのセラピストは当時私たち家族が心配した身体機能の回復だけでなく、メンタル面まで丁寧にケアして下さり、祖母に笑顔を取り戻させてくれたのです。

その姿を見て、この仕事の「責任の重大さ」「人の役に立ち、その人生に寄り添うことができる素晴らしさ」を感じました。そして、私は決心しました。

「この長崎で担当させて頂くお客様を誰よりも最優先に考え、家族同然親身に接し、身体機能・精神面の回復に尽力する理学療法士になる」と。

資格取得後、私は長崎県にある病院や施設において手術直後の急性期、身体機能向上の回復期、在宅生活維持の慢性期とありとあらゆるリハビリを行い、様々な経験をさせていただきました。

理学療法士に成り立ての頃はプロのセラピストとしてとても恥ずかしく苦い経験もしました。
マッサージ、ストレッチ、筋力訓練など当時痛みに対して有効と言われていたあらゆる手技を学んでは実践しました。

しかしどれだけやってもお客様を笑顔にするような結果を得られる事はなく、あるお客様からは「せっかく一生懸命リハビリしてもらったのに良くならなくてごめんね。私も頑張ったけど、でも、やっぱりもう一度家に帰りたかった・・・」と言われました。

私はお客様の痛みを取り去ることができず、お客様の自宅に退院したいという期待に応えられなかった自分の無力さを痛感し、落ち込み、同僚の前で悔しくて涙したこともありました。その後も体の痛み・痺れを抱えている方は後を絶ちません。

私は体の痛み・痺れで苦しむ方を救いたいという一心で最適な施術方法はないのか、今まで以上に必死になって研修会などに参加し続けました。
そして、ついにお客様から喜びの声をいただき、納得できる結果を出せる、ある答えにたどり着きました。

それは「痛みのある場所に原因はない！」ということです。この考え方に出会って施術の幅が広がり、痛み・痺れの改善率が格段に上がり、喜びと満足の声をたくさん頂いております。

私はこの8年間長崎県にある病院や施設において約30,000人の施術を行ってまいりました。
これからも一人でも多くの方が体の痛み・痺れから解放され、笑顔を取り戻せるようこれからも学び続け努力し続けていきます。

「もう改善しない」と諦めないでください。
私は、他の誰よりもあなたの痛みや悩みに真摯に向き合い、最後まで責任を持って寄り添っていくことをお約束いたします。